ミニCNCフライス盤製作
2年前に作ったCNCのお話。
C言語って何?の状態からなぜか作れると思ってCNCに挑戦しました。
AVRでSDカードからGコードを読み取り制御するというものを作りました。
結果的にはできました。完璧ではありませんが。動くには動きました。
組み立て
フレームはアルミ角パイプで組みました。
FATファイルやステッピングモーターについて調べたりしながら何とか、かなりの時間を費やし製作しましたが、まともに使う前にバラしました。理由としてはメカの剛性不足です。φ8と細いリニアシャフトを使用しました。ガントリー型のため中央付近では大きくたわみ、振動にも耐えられません。
スピンドルモーターにはブラシレスモーターを使用しましたが、ブラシレスモーターの仕様をよく理解していません。いくらの周波数で回るのか分からなかったので徐々に周波数の上がるプログラムを作って回転する周波数の範囲を割り出したりしました。改造しているうちによく分からなくなり加工途中で止まるようになってしまいました。φ1のエンドミルを何本も折ってしまったので開発を断念しました。
加工テスト
再生する際は音がうるさいのでご注意ください。
アクリルを加工しています。うねうね動いてますね。この頃は最後まで動いていました。
文字の加工途中でスピンドルが止まってしまいます。材料はMDFです。『試』という字を試みました。
今後
今後はGRBLを使ってRaspberry PiとArduinoで制御しようと思います。今回の開発はかなり勉強になりましたが覚えた端からどんどん忘れていっています…。早く次を作らないとσ(^_^;)