LASER TREEのレーザーモジュールに交換
ずっと欲しかった出力10Wのレーザー。思い切って買いました(^^)/
数年前に見つけた時は26,000円くらいでしたが、今回購入した時には31,000円くらいしました。コロナ禍を経て値上がりは仕方が無いのかな( 一一)あの時に買っておけば良かった( ;∀;)
内容品
今回購入したのはAmazonで販売されていたLASER TREEのLT-80W-AA-PRO(12V)です。

まずは本体。ファンと基板が一体化されています。写真右側のカバーはマグネットでくっ付いているので簡単に取り外せます。

こちらはレーザーの電源基板になります。私の機種では不要でした。

Z軸高さ調整用のスライド機構です。

3ピンのケーブルです。

フォーカス用のアクリル?プレートです。

取り付け用のボルトと六角レンチ、それとレンズの汚れ防止用カバーの予備です。
配線ミスでArduino Nano故障
早く使ってみたくて配線をよく確認せずに接続してやってしまいました( ;∀;)
この時は付属してきた基板を使って接続していました。
TTL配線やプラマイが逆になっておりAruduino Nanoを壊してしまいました。しかしレーザーが出力されないだけで他は正常に動いていたので故障に中々気付けませんでした。
稼働させる前にLaserGRBLを更新したのでそれが原因か?と思いバージョンを戻すもレーザーは出ず。元々使用していた5Wのレーザーモジュールに戻してもレーザーは出ず。
色々と調べているとどうやらD11ピンだけおかしくなってしまったようです。常時約0.6Vが出力されていました。
Arduino Nanoを買い直しました(ノ_<)
TTL配線発見
原因が分からない間CNCシールドも調べていたら用途不明だったコネクターにD11と繋がるピンを発見しました。
以前grbl1.1にアップデートした時、D11の配線を作るのに直接基板に配線をはんだ付けしていましたが、コネクターから接続出来ました(^^)/

こちらが使用している制御基板です。右のコネクター3つはステッピングモーター用です。

このようなピン配置です。

付属していたコネクターケーブルで接続するシンプルな配線でした。
10W化
私の持っているレーザー加工機にLASER TREEのモジュールを取り付けるには少々工夫が必要でした。

LASER TREEに付属していたZ軸のスライド機構を取り付ける為、3Dプリンターでスペーサーとカラーを印刷しました。

ナットの干渉を防ぐ為にスペーサーを入れ、ボルトの干渉を防ぐ為にカラーを少し長くしました。
スライド機構を取り付ける為にもっと長いボルトがあるならば、カラーは純正のままでスペーサーの厚みを厚くすれば済みます。

要はここの干渉が防げれば問題ありません(^^)/

無事取り付け出来ました\(^o^)/
加工テスト
とりあえず無事稼働出来るようになったので加工テストをしてみたいと思います。

LaserGRBLの精度テストをS40のF400で黒アクリルに刻印をしてみました。
何故こんなにギザギザしているのか…(/_;)
他の人もこんな感じなのかと調べてみると他の人のはとても綺麗でした。
まとめ
以前のレーザーモジュールと違いレーザーダイオードが二つになり、スポット光も小さくなったのでパワーはかなり上がったと思います(*´▽`*)
今後、色々な素材に合わせたパラメーターを決めて行きたいと思います(^^)/
ギザギザ問題も原因を探って行きたいと思います(^◇^;)