ヒートベッドの平滑化に再挑戦
小さい範囲のみの印刷なら出来るのですが、複数個配置したり大きな物を印刷すると広範囲の平面度が必要になります。
マスキングテープで適当に高さ調整をしていましたが、今回ある程度の範囲が必要になり再挑戦してみることにしました。
ミリ単位で中央部が凹んでいます( ;´Д`)
少しでも差を縮めようと中央部を心臓マッサージしてみました。少し改善されましたがまだまだ凹んでいます。
マフラーパテを塗って平滑化を図りましたが、サンドペーパーで削っていると見事全て削り落としてしまいました。
結局マスキングテープで調整します。まずはオートレベリングで測定してみます。
何もしなければこのくらいの結果です。最大0.749mm差があります。しかしこれは測定ポイントのみの話なのでポイント間はどうなっているかは分かりません。中央からは0.831mm差があります。
ゼロ基準のポイントにマスキングテープを貼り角の高さまで上げます。マスキングテープの厚みは約0.1mmです。
それから測定ポイントの低い所へマスキングテープを足します。
測定値の差は0.097mmまで抑えられました。
しかしこれはあくまでも測定ポイントのみの話です。ここからスコヤとシックネスゲージを使って低い所にマスキングテープを足していきます。
シックネスゲージは0.1mmを使いました。マスキングテープの厚みが約0.1mmでこれより小さい値は調整出来ない為です。0.08mmの隙間ならマスキングテープを貼る方が平面度は上がりますが…(面倒なので(^◇^;))
測定結果は0.1mm以下になったのでこれで良しとします。
さて本当に平面度は上がったのでしょうか?テスト印刷してみましょう。
G29のベッドレベリングを使わずに0.4mmの線を印刷してみました。剥がれず全体に印刷出来ました( ´ ▽ ` )ノ
中央付近は良い感じですが、、、
左手前の少し高い箇所は薄くなってしまいました。G29を使えば少しはマシになるかもしれません。
とりあえずこれで広範囲での印刷が出来るようになりました。最新の3Dプリンターも欲しいですが、そこまでお金をつぎ込みたくないのでこのX5SAを改造していって最新3Dプリンター並みの品質を目指して行きたいと思います。