Tronxy X5SA Proのスピードアップ
改造が一段落したので今度は印刷時間の短縮に挑戦してみます。
ファームウェアの変更
XとYの最大送り速度を150から300に変更。
M203 X300.00 Y300.00 Z15.00 E40.00
XとYの最大加速度を500から3000に変更。
M201 X3000.00 Y3000.00 Z100.00 E1000.00
印刷の加減速度と移動の加速度をそれぞれ3000に変更。
M204 P3000.00 R3000.00 T3000.00
Curaでの速度変更
- インフィル速度 100mm/s
- ウォール速度 45mm/s
- 上面/底面速度 50mm/s
- 移動速度 300mm/s
に設定しました。
結果
3D Benchyをブリムを付けてインフィル10%で印刷してみました。フィラメントはeSUNのABS(銀)を使用。
ウォール速度を75mm/sで印刷するとゴースティングが激しかったので45mm/sに落としました。まだ少し出ているのでもう少しベルトのテンションを上げた方が良いかもしれません。
なかなか良いのではないでしょうか( ´ ▽ ` )ノ印刷時間は加熱時間を除けば1時間6分くらいでした。
底面は薄らとCT3D.xyzと読めます。
オーバーハングも綺麗に出来たと思います。
この部分の肌荒れの原因は分かりません。何個印刷しても出ました。
中の方も綺麗です。
後ろの#3DBenchyはさすがに読めません。
旗立ての穴は良さそうです。
ピントが合いませんでしたが煙突も綺麗に出来たと思います。
天井部分が見えづらいですが垂れてはなさそうです。
結果の満足いく出来でした。
おまけ
上の写真のように最近印刷した物の角が変になっていたのですが原因が分かりました。
いつの間にかリニアアドバンスがオンになっていた様です。
私の使用しているモータードライバーでは挙動がおかしくなる様です。
M900 K0.00
ついでにフィラメントの送り量も調整して綺麗に出力する様になりました。