魚探の振動子ケースを自作する
私は釣りをしないのですが頼まれたので作ることにしました。本田電子でも振動子ケースは売られていますが、あえて自作します。
魚探は本田電子のホンデックスHE-5600というものです。
3Dプリンタは断念
PLAでは持ちが悪いと思いABSでプリントすることにしました。
しかし、プリント中に剥がれ上手くプリント出来ませんでした。ABSは扱いが難しいですね。
なんども剥がれイラついたので諦めました。
CNCフライスを使おう
という訳で、CNCを使って廃材プラから切り出すことに。
設計を見直し、組み立てて接着し一体にすることにしました。
今回使用する材がアクリルかポリカーボネートか分かりませんが、切り粉に火を着けてみるもすぐ消えたのでポリカなのでしょう。
![](https://yebesuya.work/wp-content/uploads/2020/05/cnc-cut-parts-1024x680.jpg)
切り出したパーツがこちらになります。3Dプリンタ製の部品で製作したCNCフライスでもここまで出来るんです。
![](https://yebesuya.work/wp-content/uploads/2020/05/adhesion-1024x680.jpg)
5mm厚のポリカなので重ねて接着し高さを出します。4枚重ねキリで穴を開け直し、タップでM3のネジを切りました。
![](https://yebesuya.work/wp-content/uploads/2020/05/inset-1024x680.jpg)
水温センサを取り付ける部品ははめ殺し状態です。これも一応接着はします。タップでM4のネジが切ってあります。
![](https://yebesuya.work/wp-content/uploads/2020/05/assembly-1024x680.jpg)
全て組み立てるとこのようになります。接着した所は気泡が入ってしまいました(;_;)
接着剤が垂れたり、隙間が少し開いたまま硬化したりと色々ありましたが形にはなりました。
取り付け
![](https://yebesuya.work/wp-content/uploads/2020/05/embedded-1024x680.jpg)
振動子と水温センサを取り付けるとこんな感じです。切り欠きから配線を逃がします。
![](https://yebesuya.work/wp-content/uploads/2020/05/attachment01-1024x680.jpg)
エレキに取り付けるとこんな感じです。ホースバンドで固定します。
![](https://yebesuya.work/wp-content/uploads/2020/05/attachment02-1024x680.jpg)
エレキのRとピッタリです。
コロナウイルスの影響で外出自粛が続いているので当分出番はありませんが、今の内に色々とカスタムしていけたらなと思っています。