自作卓上旋盤その1〜ベッドと往復台
今卓上旋盤を製作中で完成したら記事にしようと思っていましたが、なかなか進まないので途中経過も記事にすることにしました。
特に設計せずに行き当たりばったりなので失敗しながら製作しています。
まずはこちらのI形鋼をベースに作っていきます。昔、弓鋸盤を作ろうとして失敗したI形鋼です。なので裏側には溶接した残骸が付いています(~_~;)
アングルを溶接してレールになる部分の座面を作ります。
ある程度平行を出して固定しています。ざっくりです。
溶接が下手くそなので点付けで済ませています。
定盤に光明丹を塗り摺り合わせてみるとよろしくなかったので少し削ります。内側ばかり当たっています。
ベッド側に光明丹を塗りました。定盤を摺り合わせ光明丹の取れた所を削り落とします。
ディスクグラインダーのスピードを落として削りました。
これを何度か繰り返します。
この上にもフラットバーを取り付けるのでそこそこでいいやとこんな感じです。ペーパーヤスリと定盤で仕上げました。フライス盤が欲しい…^_^;
フラットバーはボルト固定にします。
フラットバー同士の平行を出しています。行き当たりばったりなのでもう失敗しています。もう少し違うやり方の方が良かったと思います。
フラットバーの上にアングルを溶接します。
ボルトに被る様にアングルを溶接するのでボルトの緩み留めに溶接しました。
アングルも点付けにしました。
アングルにフラットバーをねじ止めしてスライドさせることにしました。
フラットバーを溶接して往復台を製作しましたがこれは失敗しました。
レールの平行が出ておらずガタついてしまいます。
修正は難しそうなので奥側のアングルを取ってしまいました。
幅の広いフラットバーが手に入ったので往復台を一から作り直しました。
今回は往復台のアングルにフラットバーを付けずベッド側のアングルの頭を削りました。ガタつきは無さそうです。いい感じです^o^
縁は目隠しと補強目的でフラットバーを溶接しました。完成後(すれば)パテで表面を綺麗にして塗装したいと思います。
エプロン部分です。ボルト止めにする為、溶接で仮付けしてボール盤で穴を開けました。奥側も同じ様にして穴あけしました。
底側からボルトで突っ張ってフラットバーを押し当て浮き上がり防止にしています。
こちらが奥側です。
ダイヤルゲージで見てディスクグラインダーとヤスリで削りある程度均したのですが、レール側のフラットバーがまだ0.1、2mm程歪んでいるので往復台の動きが渋いです。もう少し追い込みが必要です。
現在ここまで出来ています。ベッドの下にあるのは次の工程で使用する予定です。
次の工程が上手く出来るか次第で完成に辿り着けるかが決まると言っても過言ではないと思います。乞うご期待くださいヽ(;▽;)
動画もどうぞ。