えべす屋工房

色々なモノを作ります

自作ミニCNCフライス製作-失敗に終わる?

楽しみにしていた方もおられるかと思いますが(いるのか!?)、残念な結果となってしまいました。

部品換装

3軸ともナット部分の部品を作り直しました。

インフィル100%で出力してM8タップでねじを切りました。

樹脂ナットに換え動作テストをしてみました。マイクロステップはフルステップ(ジャンパーピンなし)で行いました。XY軸は何とか動きましたが、Z軸は歪みもあるせいかまともに動きません。脱調気味です。モーターのトルクが弱いことも原因だとは思います。もう心が折れそうです(T-T)

モータのトルクに関して

今回使用したステッピングモータはST-42BYG020で静止トルクは1.6kgf・cmとなっています。ですが、ハーフコイルのバイポーラで動かしているのでそれ以下だとおもいます。

Amazonに3Dプリンター用として売られているお手頃な価格のステッピングモータを見つけました。定格電圧が分かりませんが、そのモータは45N・cmとなっています。約4.59kgf・cmとなり、現在使用しているモータの約3倍です。ちなみに1.6kgf・cmは約15.7N・cmです。このモータなら現状の設計でも動かせるかもしれません(・・;)

今後

モータを購入してトライするか諦めるか悩むところです。スピンドル部ももう少し単純化するデザインも考えてはいます。GRBLやモータードライバの使い方は分かってきたので、今後製作する時は機械面の設計をもう少しどうにかしていこうと思います。次はφ8ではなくもう少し剛性の高い物を作ろうと思います。

CNCが完成すればアクリル切削をしてレーザー加工機のヘッド軽量化などをやりたいのですが(=_=)マザーマシンの完成はまだ遠いようです。

剛性の高いものは高価なので作る方が金銭的メリットは大きいですが、もし同じようなもの(低剛性CNC)を作ろうと考えている方がおられるなら、2万円くらいで買えるので製作時間も考えるとあっさりと買ってしまう方が良いかと…。作るのは楽しいのですが…。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です