アルトの板金・塗装修理
ブロックに引っ掛けて凹ませてしまいました(;´Д`)
厄介な所に結構な凹み…。私も凹みました( ゚д゚)
この凹みを戻すのにワッシャを溶接して引っ張っているものをよく見ます。しかし、うちにはアーク溶接しかないので他の方法を考えます。
「デントリペア」なる方法を知り挑戦してみたくなりました。単純に説明すると穴から棒を突っ込んで凹みを押し出したり、膨らみを叩いて直す事です。早速Amazonで16,000円程度のセットを購入。
アルトの既存の穴では上手く押せなかったので、穴を開けて作業しました(底面にも穴があったのでそこからなら出来たかも…)。作業後パテで穴埋めしました。
元よりは押し出せました。端からパテ仕上げにする予定だったので十分です。
塗装ついでにフェンダーの塗装が浮いている所も修理します。
塗装を剥がしてみると結構錆びていました。あれ?この塗装の下の物はパテですよね?
どうやら既に板金修理されていたようです(貰い物なので知りませんでした)。
一応錆止めにタンクの錆落としを塗っておきました。錆転換剤と同じなのかな?
これらを使って補修します。
パテを盛り盛り、ひたすら空研ぎ、空研ぎ…。水研ぎをするとパテが水分を含んで膨らむので乾いた時痩せてしまうとか。数回繰り返し。
プラサフを吹いて確認。ん〜、まあ良し(-_-)
ひたすら盛り盛り、研ぎ研ぎして…。
何とか形になってきたので、まだ少しパテが足りていませんが形状確認の為にプラサフを吹きました。
まあ、良いんじゃないでしょうか。ただプラサフを一度に厚く塗りすぎた為か12時間経過しても爪で押すと跡が付いてしまいます。なのでヤスリ掛けして落とします(T_T)
その後さらにパテを盛って整えました。
プラサフを薄く吹いては乾燥させを繰り返します。今度はしっかりと硬化しました。
しかしまだ巣穴が目立ちます。そこでラッカーパテの登場です。
これを巣穴部分に薄く付けていきます。
よく乾燥させてペーパーやすりで研ぎます。
黒っぽい点々が巣穴跡です。
ようやく塗装です。これも薄く薄く吹いていきます。色が合わず塗装してはペーパーを掛けと繰り返していた為、塗料が不足し小さいタイプを追加購入(/ _ ; )
ボカシ剤も吹いていきます。吹き過ぎて垂らしてしまったり余計な所まで吹き過ぎたり色々ありましたがとりあえず完了。
(もう)良いんじゃないでしょうか(^o^)v諦めも肝心!
元がこれです。マシでしょ?( ´_ゝ`)
ちなみにこちらは反対側(右側)の写真を反転させた物です。こうして比べると角が綺麗に出ませんでしたが、これが素人の私には限界です(やる気も…)。左右同時に見る事は出来ないので良く見ないと分からないんじゃないかと(°_°)
パテの仕上げがイマイチだったり、色の境目があったり、垂れがあったりペーパーやすりの傷があったりと色々ありましたが良い経験になりました。
一週間乾燥させてから車全体を磨き、コーティングしました。コーティング剤は昔買ったフラッシュリーδが余っていたのでそれを使いましたがまだ普通に使えました。
今回ボディを散々見て分かった事は、「全体的に所々補修してある」という事です。左側は前のドアと後ろのドアで色が全然違う( ;´Д`)今回吹いて色が合わないとかどうでも良くなってきます。車を貰った時にはフロントのフェンダーも大きく変形してましたしσ(^_^;)
いつか全塗装にもチャレンジしてみたいなと思う今日この頃です。